先週の日曜日、老犬ホームさんに見学と相談に行った。

翌日の夕方にのんちを連れていく事にしたけど

11時間の徘徊のダメージからのんちは立つこともできず 震えと変な呼吸もあってあと1日が不安で堪らなくなった。

夕方に急きょお願いをして連れて行きました。

今思うと本当に勝手な飼い主で

でも嫌な顔せずに対応して貰って

おかげでのんちは体調をゆっくり回復しています。

預けてすぐからご飯、お水は少し

ちょっとずつ量も食べれるようになり

4日目には歩けるようになりました。

オーナーさんが言ってた言葉

「うちは自分で出そうと出来る子はオムツしません、そうじゃないと忘れてしまうから、汚しても拭いて消毒したらいいだけやからね！」

のんちは100％トイレでできる子でした。

6月頃から徘徊するようになり

2ヶ月後に痙攣を起こして

認知症が悪化しても

調子が良くなるとまたトイレでできてました。

だけど1週間のスパンで何回も脳腫瘍かと思われる不具合を繰り返した結果、おしっこスタイルもンコスタイルも ぶるぶるカクカク おぼつかないので

ずっとオムツになりました。

仕事の合間に

ペットカメラで見るとオムツを途中で落として

裸で歩いてるのんちがいたり 笑笑

ところが!､､

昨日、オーナーさんが撮ってくれた写真

オムツ履いてないよ！

そして虹色のお洋服！

気持ちよさそうな毛布！

のんちゃん、良かったね！

切羽詰まって老犬ホームの扉を叩いた。

泣きながら事情を話す中で

「仕事を辞める事はできなくて長く留守番させる人はどうしてるのかな？と思います。」

って言ったら

「そんなひとは沢山いますよ。ほとんどの人がそうやと思います。'' 犬やからっ''って言う人もいます。」

「犬やから？」

「そう、犬やからそれはしゃーない。」

｢だって犬やもん｣

「留守番中になんかあっても それはしゃーない、犬やから」

その話を聞いて

ちょっと楽になる自分がいました。

のんちにそんな風に留守番を続けさせて

どんどん衰弱して もしかしたら頭が痛かったり

不安で寂しかったり 孤独に死ぬような事があったら

申し訳なさ過ぎて…

やっぱり、

のんちのために行動を起こして

老犬ホームさんに辿り着けたこと

「犬やから」

とは到底思えなかった自分に

のんちと一緒に最高の贅沢をしようと思えました。

老犬ホームさんからのお便り

11時間の徘徊の後から

全く立てなかったのんちが

頭の不具合から少し復活したようで

自分で立ってフラフラっと歩けるようになった写真を送ってくださいました。

動画も頂きました。

今は痙攣を抑える薬の変更中で

慎重にやってるとの事です。

穏やかな日が過ごせますように。

落ち着いたら週末は家に連れて帰って一緒に過ごしたいな。

10月31日㈯

のんちはまた異様な徘徊モードに入っちゃって

11時間回り続けました。

今までは2時間、5時間、と記録を更新しながら

復活をしてくれてたけど

11時間というのはダメージが大きい。

変な捻転のような格好でダウンした姿を見た。

こんなになっても息をしているし

心臓が拍動し続けている。

ブルブル震えもあるし

ハァハァ息が上がったりもしてて

もう、我が家での9時間から10時間の留守番は無理

仕事を辞めてのんちのそばにずっといたいのに

現実問題として娘の大学費用を稼がないといけないし

自分の老後の費用も稼がないといけない

定年退職金を放棄できるほど貯金もない

でものんちを長時間、留守番させることができない

私は意を決して

前々から調べて連絡が取れるようにお願いしていた

隣の市の老犬ホームさんに見学のお願いをしました。

幸いな事に

11時間の徘徊の次の日に老犬ホームのオーナーさんに話を聞いて貰うことが出来たんです。

心配と不安で押しつぶされそうな気持ちやったから

泣けてしまって喋れなくなって

「すみません」って言ったら

「ぜんぜん、いいですよ、自分も同じ状況で助けて貰った経験からホームをやってるので気持ちは解ってるつもりです」って言って頂いて

だけどまだこの時は葛藤していて

迷いがあって

罪悪感もあって

私はのんちをどうしようとしてるのか？

人にお任せして楽になろうとしてるのか？

ちゃんと最後までお世話できないなら

なんで安易に家族にしたのか？

だけど、

11時間の異様な徘徊を見て

プロの力が必要やと思いました。

あと、獣医師のセカンドオピニオンなども

飼い主だけでは判断が難しいと思います。

ホームのオーナーさんが

「お母さん、今日はちゃんと朝まで寝て、明日はしっかり仕事して 次の日は買い物に行って、それから、のんちゃん何してるかな？って思えばいいよ」

って言ってくれました。

それでも

気を付けないと泣けて仕方ない時間が過ぎました。