nonnon0401のブログ

愛犬との生活について記録 plus

時間は何も解決してくれない

悲しみとか恨みとか後悔とか失敗とか


そんなもんは時が経てば薄れるもんやと思っていました。


アホか、そんな甘ないわって


誰かに言われてたとしても


私は全く聞き入れへんかったと思う。


世界は自分中心に回っていて当たり前やった。


のんちゃんのことはまだまだ日が浅いけど


あぁ、のんちゃんはもうここにはいないと思い知らされる瞬間があり

少し白く濁って視力を失ったあの目を思い出し喪失感を感じる。


だけどある日の一瞬では
のんちゃんは今もこれからもずっとここに一緒にいると思えて嬉しく感じる。

私はそうやって死ぬまでグルグル繰り返すんやなって気づいた。

私は20年くらい前
自分の身勝手で一生抱えることになる失敗をして
まぁ、色々、曲りなりに今ここにいますけど

何年経っても何も薄れずに
逆に色々と濃くなって自分に降りかかってくる。


時間って意外と何の助けにもならへん。
まんまと騙されたな。

だからつらい思いをしている人に
時が解決してくれるなんて事は
絶対に言うたらアカンと思う。


のんちゃんへ


のんちゃん、

ヒナタちゃんは着いたかな?

ピンク色の水玉の子!


ヒナタちゃんはちっちゃいから

あんまりお鼻でツンツンツンツンしないでね

多分、のんちゃんの5分の1よりちっちゃい

そうそう、はなちゃんくらいかな!


ヒナタちゃんは1週間に2回、点滴頑張っててん

のんちゃんも最後の日の朝、

ホームのオーナーさんに病院に連れて行って貰って

先生に点滴してもらったやん

あれ、あれ、


ヒナタちゃんはちっちゃい頑張り屋さん、

のんちゃんは食いしん坊な頑張り屋さん、


お花、ピンク色がお揃い。

2人はピンク色が似合う!


ママの中では

のんちゃんはちょっとポップなピンク色で

ヒナタちゃんは優しい系のピンク色


またいつものスーパーで298円のお花買うて来るわ!


仲良くね、

これから楽しいところいっぱい案内してあげてね、

断捨離したい、したくない、

あの時、のんちゃんは加齢による呆けなんかやなく


脳疾患による認知症で苦しんでいたんや。


【検査しても治療ができるわけではないですし、検査の負担が大きいので、もうこれは介護ですね、頑張ってください】


あの時、見えない、聞こえない、

徘徊に苦しんでいたのんちゃん、


ずっと頭痛でしんどかったのかもしれない。


そんなのんちゃんの介護で

赤ちゃん用のオムツ、

しっぽのところを工夫してお世話になりました。


そのオムツが残っていて


あの時、毎日、必死やったから

手に届くところに重ねて置いて

おしりふきやらティッシュやら


のんちゃんに使う色んなアイテムを置いて

散らかってる事なんか

動物の匂いなんか

どーでもよかったんよね。


のんちゃんが暑かったり寒かったりしなければ


いつもの大好きな我が家であれば…


散らかってても汚くても臭くても…



今、少し落ち着いて


時間構わず奮闘してた事から解放されてて


物を整理しようと思っているのに


のんちゃんのオムツが捨てられない。


もう、誰も使わないのに。

捨てる事で不要やって認めるみたいで辛い。





まだ加工できてなかったオムツもある。

いつも夜中、のんちゃんが辛かった時間、

3時とか4時にお世話して

変に明るく話しかけながら


「あ、のんちゃん!オムツ作らなないわ〜」って

やってたね。