切羽詰まって老犬ホームの扉を叩いた。

泣きながら事情を話す中で

「仕事を辞める事はできなくて長く留守番させる人はどうしてるのかな？と思います。」

って言ったら

「そんなひとは沢山いますよ。ほとんどの人がそうやと思います。'' 犬やからっ''って言う人もいます。」

「犬やから？」

「そう、犬やからそれはしゃーない。」

｢だって犬やもん｣

「留守番中になんかあっても それはしゃーない、犬やから」

その話を聞いて

ちょっと楽になる自分がいました。

のんちにそんな風に留守番を続けさせて

どんどん衰弱して もしかしたら頭が痛かったり

不安で寂しかったり 孤独に死ぬような事があったら

申し訳なさ過ぎて…

やっぱり、

のんちのために行動を起こして

老犬ホームさんに辿り着けたこと

「犬やから」

とは到底思えなかった自分に

のんちと一緒に最高の贅沢をしようと思えました。

老犬ホームさんからのお便り

11時間の徘徊の後から

全く立てなかったのんちが

頭の不具合から少し復活したようで

自分で立ってフラフラっと歩けるようになった写真を送ってくださいました。

動画も頂きました。

今は痙攣を抑える薬の変更中で

慎重にやってるとの事です。

穏やかな日が過ごせますように。

落ち着いたら週末は家に連れて帰って一緒に過ごしたいな。